年の瀬に思うイベントの在り方
こんにちは、副実行委員長の宮森 和哉です。
早いもので、もう年末ですね。
みなさまはどう過ごされるご予定でしょうか?
バーで至極の一杯を飲みながらラジオでカウントダウンを聞くのも、自宅でゆく年くる年を見ながらコタツとウイスキーというのも、どちらも捨てがたい、迷うところですよね。
そんな年の瀬に昔を振り返りながら僕がWHISKY HARBOUR KOBEにかける思いを書いて参ります。
自分史を顧みれば、数々のウイスキーイベントに参加してきました。
参加者として飲みまくったこともたくさんありますし、スタッフとしてウイスキーをどんどん提供したことも多々あります。
その一つ一つのイベントが、僕のウイスキー経験値上昇に大きな意味を持っていたのだな、と今になって思います。
僕は、業界の偉大な先輩方と比べればまだまだウイスキー歴が浅い方かもしれませんが、それでも集中して勉強し始めた時期にはスコットランドの蒸留所を100も知っていれば最前線という時期、それくらいならなんとか…と必死に食らいつき頑張りました。
しかし、世界的なウイスキーブームを迎えた昨今はどうでしょうか。
スコットランドの蒸溜所は150を超え、アメリカに至っては4桁…アイルランドも凄い勢い。新興国も沢山‼︎日本も計画中を合わせればもう100を超えています。
数が全てではないのですが、僕の学んだ頃よりもウイスキーというものが多種多様化しており今からウイスキーをもっと知り、楽しんでいこうという方は様々な情報からの取捨選択、たいへんなのでは?と思ってしまいます。
そんな時とても役に立つのが全国各地で開かれる大型のウイスキーイベント。
ウイスキートーク福岡、秩父ウイスキー祭、ウイスキーラバーズ名古屋…
各地のイベントで色々なブースで飲みながら話を聞きまくり…1日で大きな学びを得る貴重な機会です。
今年はエニタイムウイスキー、ウイスキーヒストリー大阪、リカマンウイスキーメッセ京都などなど、久しぶりに再開された大型ウイスキーイベントに参加しました‼︎やっぱり楽しい‼︎
日々の営業でももちろん勉強はしますが、なかなか慌ただしく、まとまった知識を得ることは難しいですからね。お酒を売ることを生業とするバーテンダーですらそうです。
日々のBarでの勉強はスライムをコツコツと倒し、イベントではメタルキングを倒して一気に経験値アップ!というイメージです。(ドラクエをご存知ない方はすみません。)
でも欲を言えば、熱を入れて勉強していた時期にもっと近場で開催されていたらなーと思うことはあります。1泊2日かけて学びに行くのもそれはそれは楽しいのですが、なかなかハードなので敬遠される方もいるかもしれません。そして、その思いを実現できる場をこうしていただいたわけです。
僕は神戸生まれの神戸育ちでめちゃくちゃ神戸が好きです。ウイスキーを通じて多くの方に神戸の魅力を知って頂きたい‼︎多くの方に神戸遊びに来て欲しい‼︎
関西・瀬戸内の方は日帰りで気軽にお立ち寄りいただける場。遠方の方には神戸を観光しつつ楽しんでいただける場。しっかり準備して作り上げて参ります!
今年は第0回を開催し、地元の方、お久しぶりの方、勇気を出して初めて来てくださった方、様々な方の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。
来年の第1回ではその笑顔の輪をもっと広げられるように準備を進めて参りますので応援よろしくお願いいたします!